水石の楽しみ方

探石の心得

探石を楽しむために、まず必要なことは、その探石地から産出される名石を数多く見て、その産地から採出される石の特色を知ることです。

探石の心得

まずはそれぞれ産地となる川の、名石の石質、色、そして特徴を学んでください。または、形状から入る人は、産地にこだわらず、どんな形の石が、水石として使えるものかを知りましょう。そして、次に石質の良いもの、硬質のものを探すようにしてください。
何でもかんでも、数多く持ち帰れば良いというわけではありません。本格的な探石家といわれる人は、逆に収穫ゼロが当たり前のように、これはという石に出会わない限り、石一つ持ち帰ることはないといいます。

保存・保護のために探石が禁止されている場所もあります。地元の人によく話を聞いて、許される範囲で楽しむことも、大切なマナーとして心得てください。

川は常に危険をはらんでいます。ダムの放水などもありますから、事前にしっかり下調べをし、できれば単独ではなく複数で行くようにしてください。
 

探石で手に入れた石は、養石をします。

川から持ち帰った石を日光や風雨にさらし、石の表面が古くなっていくのを待ちます。数年すると石の表面が落ち着いてくるのがわかるでしょう。時代をつけるとも言います。

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matsuura@suiseki.jp
〒176-0023 練馬区中村北1-4-3 松浦 有成
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台座づくりの基本手順

ここでは自分で台座を作ってみたいという方のために、底が比較的平らで、一番作りやすい段石を使って台座づくりの基本手順をご紹介しましょう。

1.まずは石の正面・角度を決め、掘り位置を、石を板の上に置いてマークする。2.今回は比較的底の平らな段石ということもあり、この線の中を平らに削っていく。
3.ノミは、下に指を入れて刃を固定して少しずつ削るように使う。指を決して前に出さないこと。4.埋め込む、また、石を沈めたい深さに合わせて中がきれいに削られた。
5.ここで一度、石をその中にはめ込んでみる。しっかり底が付き、ガタつかず、なおかつ沈む深さと水平をとる。6.石、台座の大きさによるが、縁を残して、まずノコギリで不要な外周を切り落とす。
7.正面から足の位置と高さを検討する。この石は安定しているので4つ足を削り出すことになった。8.足を削りだし、底を削って浮かす。外周は内に入るように削るのがコツ。
9.荒削りながら台座らしい姿を見せるものができた。ここから石の細かな出入りを見て、ヤスリ・ペーパー等で縁に変化を付けながら仕上げに入る。10.縁の出入りと仕上げが終えられ、漆が塗られた。

飾りを楽しもう

飾り

水石は床の間で鑑賞するのが最も基本的です。床の間の卓の上に水盤に据えられた石を、壁面に掛け軸を垂らすなどして鑑賞します。水石単体では出せない季節感を、添えとして軸や添景などを使って出せる点は水石飾りの楽しみ方の一つです。